絶対正義

秋吉理香子先生の『絶対正義』を読了しました。


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秋吉理香子先生です。
チャーミングなお方〜☺️

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4人の女たちに届いた『思い出の会』への招待状。
差出人は、5年前に殺したはずのあの女……。
正義のモンスター。
あんな女、本当は大嫌いだった。
範子はいつでも礼儀正しく、一つの間違いも犯さず、また決して罪を許さない。
なにより正義を愛していた。
和樹は、痴漢から助けてもらった。
由美子は、働かない夫を説得してもらった。
理穂は、無実の罪を証明してもらった。
麗香は、ピンチを救われチャンスを手にした。
彼女たちは大いに感謝し、そして、のちに範子を殺した。
しかし死んだはずの範子から招待されたパーティで、4人が見たものとは……?


いや〜
めちゃくちゃ面白くて
めちゃくちゃ後味が悪かったです💦

正義は残酷であり
時に人を絶望させる

…というのをまさに再現したお話でした。

主人公の範子は“ウザい”を通り越して

気持ち悪かったです😭


精神科医として範子に病名をつけるとしたら…

う〜ん

難しいですね〜💦

彼女は正常ではないです。
病んでいると思います。

けれどもしっくり馴染む病名が見つかりません。

だから怖いのです。
だから4人の同級生たちは範子から離れられなかったんだと私は思いました。

物語のラストはとても静かなものでしたが

とても怖かったです😭😭


お薦めの一冊です。
是非❗️