美人薄命

深水黎一郎先生の『美人薄命』を読了しました。

これまた
初読みの作家さんです。

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深水黎一郎先生です。

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孤独に暮らす老婆と出会った大学生の総司。
家族を失い、片方の目の視力を失い、貧しい生活を送る老婆は、将来を約束していた人と死に別れる前日のことを語り始める。
残酷な運命によって引き裂かれた男との話には、総司の人生をも変える、ある秘密が隠されていた……。

ジャンルとしては
純愛ミステリー
です。

純愛要素は満載でしたが
ミステリー要素は一切なし❗️💦

どちらかと言えば
社会派ヒューマンドラマ
かなぁ…

なんて思いました。

大学生が単位取得のためにお弁当の宅配のボランティアをするのですが、そこで出会った老婆の昔話を聞きながら

ボランティアとは何か?

を自問自答するお話です。

とはいえ、そんなに固いお話ではなく

最後に素敵などんでん返しがあって

何となく心がほのぼのとするとともに
割り切れないような
切ない想いでいっぱいになるお話です。
(泣くほどのお話ではありませんでしたが)


平易な文章でスイスイ読めますが
所々に散りばめられた
しょーもないギャグの数々💦

う〜ん😅

でも全体としてはとても面白かったです。

深水先生の他の作品も読みたくなりました。